著名なアーティストのものは高値で流通しているんだとか。
アートブックではなく、フリーペーパーでもなく、ジン。
製本業者や印刷工場に任せたほうが楽チンで安く上げられる時代。
作家自身が手持ちのコピー機で出力し、ステイプルする。
プリミティブな作業なため、量産はできず、ピースごとに味があったり。
アートブックほどのエレガントさやフリーペーパーのコマーシャル的要素はないけれど、ジンには作家の姿勢をダイレクトに伝える良さがあります。

BYS DNT CRYのジンをゲットしました。
MADBUNNYちゃんの作品なんですが、ヨーロッパの風景やモデルさんのコケティッシュなポートレイトなんかが載ってます。
彼のバックボーンであるスケートボードやスノーボードの匂いは皆無で、
あえてそこをモチーフにしない辺りに意気込みを感じます。
BYS DNT CRY...
エスプリが漂う素敵なプロジェクト名です。
BYSDNTCRY.COMでは、ジンや洋服以外にも、マーチャンダイズとしてのパンティーやコンドームなんかも提案してます。(笑
サイトを見てもコンセプトやプロフィールのようなテキストが一切載ってないのも面白い。
そのミステリアスな感じ、確信犯的。
また詳しく調べて紹介したいと思います。